Title : Zaurus環境についてのQ&A一般
Category : ル・クローン Mobile Agent for Zaurus
Q.電源ON時に特定アプリを自動起動するには?
A.ザウルスのユーザカスタマイズファイル(本体F0: SYSTPREF.TXT)に設定を行います。
→ サンプル:SYSTPREF.TXTファイル
なお、このファイルの記述方法については、ザウルス宝箱Pro「開発ツールダウンロード」サイト内の
<ドキュメント>「ビジネスザウルスカスタマイズ資料」をご参照下さい。(ビジネスザウルス以外の機種も問題ありません)
注)設定後、リセットしないと認識されませんのでリセットして下さい。
Q.Zaurusの開発環境で使用できるユーティリティがありますか
A.シャープのザウルス宝箱Pro「開発ツールのダウンロード」サイト内から次のものがダウンロードできます。
・Zaurusユーティリティ(ファイル操作ツール)←ID、パスワードが必要です。
・テキストエディター
・Zaurus画面ハードコピー
・メニューシステム
・PCからのファイルダウンローダ
なお、
・ 通信ソフト(MCOP)は、「MCOPの紹介ページ」で試用版がダウンロードできます。
(本番用は有料です)
Q.Zaurusのどの対応機種に対応してますか
A.次の機種に対応しています
・ビジネスザウルス (BI-T3xx/BI-H3xx/BI-L10)
・パワーザウルス (MI-5xx/MI-6xx/MI-C1)
・ザウルスポケット(MI-1xx)
・カラーポケット (MI-310)
・アイゲッティ (MI-P1/MI-P2)
・アイクルーズ (MI-EX1)
・新生ザウルス (MI-E1/MI-L1/MI-E21/MI-E25DC)
なお、動作確認済み機種はこちらで確認できます。
Q.Zaurusのドライブ名は?
A.次のように指定します
・本体 「F0:」
・メモリカード「F1:」
・CFカード 「C1:」
・SDカード 「C2:」
なお、MI-E1/MI-L1/MI-E21/MI-E25DCの場合、「F1:」はCFカードまたはSDカードのどちらか
設定されているものが使用されます。
Q.電源を切った場合アプリはどうなりますか。ファイルは壊れますか?
A.全てのファイルをクローズしてアプリを終了しますので、基本的にはファイルは壊れません。
なお、ファイルが壊れるケースとしては以下状況があります。
「ファイルが壊れるケース」
1. 書き込み中のリセット
2. 書き込み中の電池切れ
3. 資源不足によるエラー中断(「リセットまたは電源オフ」メッセージ)
キャッシュ中時エラーによる(通信や印刷中のエラーによる中断)
「壊れた場合のエラーメッセージ」
@ 不正なファイル
A isam block id error
B 削除されたデータ
など
Q.Zaurusで実行中ハングアップし、終了できない場合どうしたらいいのですか?
A.リセットしてください。裏側の「電池ぶた解除」し「電池ぶたロック」をします。
Q.Zaurusに導入したアプリの削除はどうするのですか?
A.MORE管理の一覧で「削除」をします。
ただし、削除されるデータはファイルの上4桁が「アプリ名」と同じ物がすべて削除されます。
したがって、DBファイルなどのファイル名が該当しない場合には削除されません。
ファイル操作ユーティリティで削除してください。
シャープのザウルス宝箱Pro「開発ツールのダウンロード」サイト内から「Zaurusユーティリテ」
Q.Zaurus間でアプリをコピーしたいのですが
A.以下の手順で行ないます。
「ZAURUSユーティリティ」で該当のアプリを選択し「送信」します。
受信側のポート選択は「MORE管理」「読込」みで「光通信ポート(IrDA)」に設定しておきます。
Q.ZaurusからPCへファイルを転送する方法がありますか?
A.「シャープの通信ソフトMCOP」、「ル・クローンリモートジョブサーバ」、「メモリカードの使用(ZAURUSユーティリティ使用)」、「PLTEST」で行えます。
Q.今までZaurusにダウンロードできていたのに急にできなくなった
A.接続に問題ない場合は、該当のアプリが起動中だった可能性があります。 一度リセットした後ダウンロードしてください。
Q.スクロールボタンを使用したいのですが
A.「EnableKey関数」で押されたのを感知し、実行したい処理を記述します。
(スクロールキー装備されてない機種で実行した場合、該当の処理は無視されます。)
Q.バーコードは何がどの製品が使用できますか?
A.Zaurus作動確認済み機種は以下の通りです。他はメーカーの対応機種をご確認ください。
(2002年3月現在)
・3SO−BR2(日本電装製)・・・シャープ型番
・PET1(ウエルキャット製)・・・レーザー式
・CFL-5000(オプトエレクトロにクス製) ・・・CFカード・レーザー式
・PR3400(東北リコー製) ・・・ペン型
Q.エミレータとZaurusとの動作が異なる部分がありますか?
A.PAD・バーコード・通信など周辺のインタフェースとZaurus専用のキー、 オートパワーオフなどの部分がエミレータで確認できません。
(詳細は相違表参照してください)
Q.サーバとの通信は何を使用するのですか?
A.Zaurusの場合シャープで「パソコン−Zaurus」のデータ転送の機能を持った「MCOP」を提供しています。 サーバはWindows95/98/NTで接続手段は「通信回線接続」・「RS232C接続」・「IR(光通信)接続」・「CB(LAN)接続」が
あります。
MCOPでは次のことができます。
・Zaurusの時計合わせ
・Zaurusの所有者ID
・通信プログラムのバージョンアップ
・MOREソフトのバージョンアップ
・データファイルのアップロード
・データファイルのダウンロード
・パスワードのロック解除
また、ル・クローンMobileの「LCRJOB」機能で、リモートジョブサーバ(オプション製品)に通信回線接続ができます。 この場合サーバは「WindowsNT/2000/XP
Professional」または「UNIX」になります。
Q.MCOPをル・クローンMobileから起動できますか?
A.MCOPを起動する場合は「D_EXIT関数」で起動します。 D_EXITでは次に起動するソフトの指定ができます。その機能を使ってMCOPの起動と同時に自アプリケーションを終了し、MCOP終了後あらためて
ル・クローンMobileを起動するようにして下さい。。
書式: D_Exit (0,<"次に起動するMOREソフト">)(v41r4以降で使用可能)
【方法】
例)ル・クローンで作成したアプリケーションQA00、QA01とMCOPの処理を連続させる場合は以下のようになります。
@QA00の設定( MCOPを起動するコーディング)
$Click.Cmd1
D_Exit (0, "F0:TSZ5.APL");
$End
AMCOPの設定
設定ファイルTSZ5END.LSTの中に
「F0:QA01.APL」(11バイト)と記述
BQA01の設定
QA00の後に継続する処理を組み込む
Q.大量のデータのやり取りはどうしますか?
A.次の方法が考えられます
・CBでLAN接続(4Mbps)・・・・ 遠隔はできない
・IR接続(IrDA1.1 4Mbps) ・・・・ 数十cm内に隣接する必要あり
・メモリカード
通信回線での大量データはおすすめできません。
Q.パスワードはどのように作成しますか?
A.パスワードは次の方法が考えられます。
・アプリで作成(アプリ起動時またはアプリ内の任意の場所)
・市販のサイン認証ソフトの使用(電源オン時)
・シャープのメニューユーティリティのパスワードを使用(メニュー起動時)
Q.Zaurusのキー(スケジュール・PCリンクなど)を制限したい(起動させない)
A.メニューユーティリティでキー制限の指定ができます。メニューから起動されたアプリにもそのまま有効です。
メニューを使用しない場合は「SetRomAplExec」関数を使用します。
Q.ビジネスZaurusの業務1から業務4までにアプリの割付をしたい
A.SYSTPREF.TXTのZaurus環境ファイルで指定します。
マニュアルはシャープのザウルス宝箱Pro「開発ツールのダウンロード」サイト内のドキュメント「ビジネスザウルスカスタマイズ資料」
を参照ください。
Q.ザウルスで実行すると関数で指定したファイルが使用できない
A.ザウルスでファイルの指定をする場合、必ずF0:(またはF1:カード)が必要です。
したがって、PC上で表示される状態ではザウルスで表示されません。 また、拡張子は大文字で記述しないと表示されません。
Q.アイクルーズで実行するとエラーが出る(他の機種では正常動作に動作)
A.オープンファイル数の制約によるエラーと考えられます。
アイクルーズオープンファイル数は他の機種より少ないため、 D_BLOCKしたファイルをクローズするように修正してください。 「D_BLKCLR("XXXX","00");」
→ 参考:SAZB FAQページ「機種別制限一覧」
Q.COPY命令が実行できません。
A.コピー対象のファイルをクローズしてください。
(ファイルのクローズは、D_BLKCLR("DB","00");にて行います)
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